2008-10-25

sato_masahiko


今日の授業は、佐藤雅彦さんについて
    
   CM作品
    ・湖池屋「ドンタコス」「ポリンキー」「スコーン」
   TV作品
    ・おかあさんといっしょ(NHK教育)『だんご3兄弟』
                    などなど
どれも一度は見たこと、聞いたことがあるものです。
もともと、電通の営業でそこからクリエーター職に異動したということ。
デザイナーとしてのスキルも経験もない佐藤さんがヒットCMを制作できたのには数年かけて見つけ出したCMプランのルールがあったということ。

いくつかのルールがある中で代表的なものが「サウンドロゴ」というもの。
「サウンドロゴ」とは商品名を曲にのせて連呼するというもので、「ドンタコス タラ ドンタコス」、「モルツ モルツ モルツ」、バザールでござーる」などなどである。

佐藤雅彦さんから学べることは、ルールを見つけ出す、つまり「新しい考え方を生み出すこと」である。デザインをやっていく中で漠然と取り組んでいくのではなくその中でのいくつかの共通点見つけ出したり、自分なりの着目点を見つけ出したりと、それを整理し客観的に見直してみる。ルールを見つけ出すこととは、デザイン手法を一般化するということよりも自分のやり方、方向性をしっかり示すことにつながるような気がする。

また、佐藤さんの話の中で「トーン」というものがある。
これは、一般化されたルールをただただ適合してデザインをすれば良いのではなく、ルールとともにそのデザイナーの「トーン」つまり空気感や個性みたいなものがないとだめということである。

自分自身でルールを見つけ出すことで、そこにはトーンが生まれるような気がする。

2008-10-09

Oct.8_Achille Castiglioni&シナリオ法




見れば分かる明快なデザイン。
カスティリオーニのデザインしたプロダクトには、どれもユーモアさを感じる。