2008-11-05

ziba tokyo workshop



zibaというデザイン事務所に行ってきました。

内容としては、zibaのデザイン業務、方向性等の説明を聞き、その後
簡単なワークショップをするというものでした。

zibaの特徴としては、独自ブランドを展開するというよりも、
メーカーやブランドにデザイン提案であったりコンサルティング提案
を行なっていくデザイン事務所のようです。

その提案の中心にはユーザに良い体験をしてもらうこと。
コモディティー化した市場で勝負をするのではなく、
ユーザにどのような体験をさせるか。



紹介してくれた例のひとつとしてコーヒーの話がある。
原価10円のコーヒーをドトールで飲めば20倍。スタバで飲めば33倍。
ドトールでは、場所の提供。喫煙者もゆっくりと煙草が吸える。
スタバでは、場所の提供だけでなく、外国のカフェ、ゆったりとした雰囲気の提供がされている。
場によってユーザに新たな体験を提供している。

話を聞いて思ったこととしては、デザインをする上でものをつくる上で、
ユーザがどういう使い方をするか、ユーザにどういう体験をさせたいか
というビジョンの形成をまずしかっりと描くことが重要であるということ。
そのビジョンがあってのさまざまなアプローチの手段をシミュレーション、
そして最前の手段を導きだせるようになるということ。

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